ビジネスのスタートアップ、何をすればいいの?
ビジネスを始める人がまず始めに躓くポイントの一つとして
「どこから手をつけていけばいいんだろう?」という疑問が挙げられます。
月商10万円のビジネスであれ、月商1000万円のビジネスであれ、
突然どこからともなく売上がポンと出てくるものではありません。
必ず購入をしてくれるお客さんが存在し、
お客さんが100人であれ、10000人であれ、必ず最初の1人から始まります。
あなた自身に初めの1人のファンをつけることこそがビジネスの第一歩であると同時に
自分自身に1人のファンすらもつけることができなければ永遠にビジネスのスタートラインで足踏みをするしかないのです。
0から自分でビジネスを立ち上げるスタートアップ
スタートアップ成功の鍵は商品やサービス、販売者であるあなた自身にファンがいることが
決め手となっている場合が多いです。
スタートアップである以上、資金やブランド力がある大企業と同じように競ったとしても勝ち目は薄いです。
自分でも勝負できるようなニッチな市場を見つけ、その中でまずは1人のファンを作ることに注力し、
少しずつファンを増やしていくという戦略が取っていくことが望ましいです。
では肝心な「自分のファンになってもらうためには」ということについて一度考えてみましょう。
お客様はどのようなことを行えば自分や商品に対して魅力を感じてファンになってもらえるのでしょうか?
その方法を2つ紹介します。
1.相手に対して手間暇をかける
単純ではありますが手間暇をかけることが、お客様をファンにする手っ取り早い方法です。
お客さんは基本的に商品を購入することに対して不安がありますし、
購入する商品が高額であればあるほど購入をためらう傾向があります。
このようなお客様に対しては上手な営業を掛けていくよりも
最初は手間暇をかけてお客様と接することを意識することが望ましいです。
具体的な接し方の例としては
- 問い合わせ対応を迅速に行う(出来れば1時間以内)
- お客さんに対して親密に、フレンドリーに接する
- お客さんと関わる回数を増やす
などが挙げられます。
個人経営で行なっている居酒屋を例に挙げると
店主と気軽に世間話ができたり、フレンドリーで丁寧な接客を受けたお客様はリピーターになりやすいです。
お客さん一人一人に対してどれだけ親密に関わることができているかということは、
その商品、サービスのファンになりリピートしてくれるということに関わってくるのです。
集客数が少ないからこそ、手間暇をかけてお客さんと向き合い距離を縮めていく、
これを行なっているかが自分のファンになってもらうためのもっとも重要なポイントであるといっても過言ではありません。
2.自分の特色を活かす
手間暇を掛けると共に自分の特色を活かすコンセプトを意識することがお客様をファンにする重要な要素になってきます。
企画をする際によく用いられる「コンセプト」とは企画の骨組みのことを指しています。
ビジネスをスタートさせる時にもコンセプトという考え方は重要で、
コンセプトがはっきりと明確になることで今後どのようにビジネスを進めていくのかその指針となります。
コンセプトメイキングには「XとYの法則」という法則を抑える必要があります。
この法則は「芸人として売れるための法則」として言われています。
「XとYの法則」というのは、
【X】他とは違う自分独自の強みや特色
【Y】世の中のニーズやウォンツ
漫才で言えばXは自分がどのような笑いを生み出すことができるのかということであり、
Yは今の世の中で受けている笑いの種類にあたります。このXとYの2つの要素がうまくマッチした時に
売れ続ける芸人になることができると言われています。
逆に、「一発屋芸人」と呼ばれる人が次々と消えていくのは次の2パターンしかありません。
- Yが変化しているにも関わらず、自分のXを進化させられなかったから
- Xを意識することすらしておらず、たまたまYと一瞬だけマッチしたから
これは芸人だけではなく、ビジネスにおいても成り立つ戦略そのものであり、
XとYをマッチさせることでお客さんが求める商品やサービスを提供でき、
受け取ったお客様があなたの商品、サービスのファンになっていくのです。