自分らしさって何だろう?
これから何か自分でビジネスを始めよう、副業を始めようと思っている方であれば
「自分らしさがないことは続かない」ということを聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際に自分でビジネスをする際に「お金が稼げるから」「画期的なアイディアが思いついたから」といった理由の場合そのビジネスは続かないことが多いです。
「やりたいこと」「好きなこと」であるということはそれだけで続ける理由になります。
例えば音楽が好き、カメラが好き、服が好きといったようなものはそれがお金になろうがなるまいが継続的に好きであることがほとんどです。
むしろお金をかけてでも続けたいことでしょう。
逆にお金のために始めたバイト、今流行ってる話題のゲームなどといったものはすぐに飽きてしまったり、途中で嫌になってしまうものです。
このように「やりたいこと」「好きなこと」といった自分らしさをビジネスに昇華させることが継続性のあるビジネスを生み出す第一歩なのです。
自分らしさを仕事にする
ビジネスをしていく上で「自分らしさ」というのは最強の武器になります。
今の時代、インターネットの発達により様々な情報が簡単に手に入るようになりました。
昔であれば今よりも情報が手に入りにくかったため手段や方法というような「知識」が重要視されてきました。
「物知り」ということが1つのステータスであり、尊敬や評価の対象でした。ただ今の時代はそうではありません。
現在では、ただ「物知り」という一点を捉えるのであれば人はAIには勝てませんし
大抵の場合、どのような情報でもパソコンやスマートフォンを使えば誰でも手軽に手に入れることができます。
大量の情報が簡単に手に入る、今の世の中では目的を達成させる手段や方法を
ただ知っているということにほとんど価値はないのです。
手段や方法が簡単に手に入ってしまう以上、知識という点で他者と差別化を図ることは難しいということです。
もちろん差別化ができなければビジネスを行っても生き抜いていくことは難しくなります。
知識を受けて自分が何をしたいのか
何をどのようなことを伝えたいのかが大切
他者との差別化をするために、何をすればいいのでしょうか?
大切なことは知識に対して自分なりの解釈や分析をし、自分の意見を持つことです。
例えば、知識を知識のまま受け取らずその知識の常識を疑い、知識に対して縦掘や横掘をしていくことが挙げられます。
この手法の1つとして「マインドマップ」というものが存在します。
マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つで
頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのことを指しています。
マインドマップとは簡単に言えば「連想」のことで
1つの知識に対して自身の想像や連想を用いて思考を横掘りや縦掘りで展開。
【横掘り】
1つの知識(テーマ)に対して副題や関連するアイデアを出していく
【縦掘り】
出てきたアイデアに対して、より細かいテーマや関連するアイデアを出していく
このように連想していくことができれば、
知識に対して自分の思考を載せる考えができるようになりビジネスアイデアや
身近なことですと、日々発する言葉の重みが変わってくるのです。
「自分らしさ」=ビジネスの土台にしっかりと根を張る
そしてこの連想こそが私はビジネスの土台を支える根っ子の部分だと思っています。
マインドマップを作成するにあたって、どれだけ思考が似ている方でも
全く同じマインドマップができることはまずありません。
100%同じ価値観を持ち合わせている人は存在しないのです。
そして「皆、同じではない」、そこに差別化のポイントがあるのです。
ここで大事になってくるのが、
「あなた自身、何に興味があるのか何にワクワクするのか」
これらのことをはっきりとさせることです。
好奇心やワクワクといったことはビジネスにおいて何ものにも代え難い宝物です。
好奇心からは斬新なアイデアや連想力が生まれ、ワクワクからは行動の原動力が生まれます。
インターネットやパソコン、スマートフォンの発展により知識や手段、方法に価値がなくなった今、
ビジネスで差別化したり生き抜いていくための「答え」は自分の中にしかないのです。
「自分らしさ」という武器を磨き、ビジネスの土台を作る方法は
手段や方法には存在せず、自分の中にしかないのです。