今、1番売上が上がるインターネットマーケティング手法は?

一番効率的なマーケティングって?

マーケティングを学ぼうと思って調べてみると、様々な種類のマーケティングが出てきます。

マスマーケティング、ニッチマーケティング、ペルソナマーケティング、コンテンツマーケティング......

マーケティングを知らない方から見たら、もはやマーケティングという言葉の定義もわからず、
「様々な手法があるんだな、どれが一番いいのかな?」と考える方が多いでしょう。

実際にマーケティングという言葉の定義は幅広く、一概に「こうだ!」とは言い難いものでもあります。

しかし、ここで理解して欲しい概念は「マーケティングは乗り物のようなものである」ということです。

イメージして見てください、
飛行機、自動車、電車、船、自転車、トレーラー、セグウェイ、ジェットスキー......

さて、どれが一番いい乗り物ですか?

答えは「目的による」です。
当たり前ですが、近所のコンビニなら自転車や徒歩でいいでしょうし、遠くの国へ早く行くなら飛行機がいいでしょう。多くの荷物を運ぶなら船がいいかもしれません。
間違っても近所のコンビニへ飛行機で行くようなことはしないでしょう。

しかし、マーケティングの初心者は平気でこんな間違え方をしてしまうことがあります。

自分の理想とするビジネスモデルやビジネススケールによって適したマーケティング手法は変わるのです。
まずはマーケティングの根本部分の理解を心がけることが一番効率的なマーケティングといっても過言ではありません。

 

マーケティングの目的とは?

「マーケティング」と一口に言っても、この言葉には様々な解釈や定義が存在します。
日本マーケティング協会が提唱している定義としては、

企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、
公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である

出展:https://www.jma2-jp.org/jma/aboutjma/jmaorganization

とされています。

マーケティングの目的はたった1つだけです。それは「売上を上げること」です。
今回のコラムから数回に分けて「売上を上げることに特化したマーケティング手法」についてお話ししていきます。

マーケティング手法が重要視される背景

インターネットの発達により、どこにいても不便なくモノが手元に届き
スマートフォンを使えば欲しい情報がすぐに手に入ります。

モノや情報が溢れている今の時代、その中で選ばれ売上を上げ、
さらには今後発展していくためには競合他社と差別化が必要となってきます。

差別化に求められるものは「顧客に選ばれるような良い商品を生み出す」というだけではなく、どのように世の中に広めるのか、どうすれば顧客は自分の商品を購入してくれるのかという売り方が重要な要素となってきているのです。

売り方を考える上で自分が相手にする顧客を理解することが求められます。
自分のビジネスは一体どのような方を相手にしているのか?という顧客理解が深ければ深いほど売上が上がりビジネスは発展していくのです。

顧客心理、4つのパターン

顧客心理は「いますぐ、おなやみ、そのうち、まだまだ」という4つのパターンがあります。
この4つのパターンについて説明していきます。

1.いますぐ(1%)

 今すぐに商品を購入したいと思っている方です。
 例えば「結婚式の前夜にニキビが出来てしまい、なんとか目立たないようにしたい」
 というように切羽詰まり焦っている方です

2.おなやみ(9.5%)

 良くしたい、改善したいと思っているが何のサービスが自分に一番合っているのか
 何のサービスを受ければいいのか決めかねている、悩んでいる方です。
 例えば「彼氏との結婚が決まり、1年後に結婚式を挙げようと思っているが
 体型が気になっているので、結婚式までには痩せたい」と思っている方です

3.そのうち(9.5%)

 今はまだだが、そのうち何とかしたいと思っている方です。
 例えば「彼とのお付き合いが始まり、結婚を意識するがまだ先の話ということで結婚に
 対してまだあまり考えていない」という方です

4.まだまだ(80%)

 まだまだ自分には関係のないと思っている方です。
 例えば、「付き合っている彼氏もいないので、結婚なんてまだまだ」と思っている方です

この4つのパターンを必要性(ニーズ)と欲求(ウォンツ)という視点で考えると、

以下のような図解ができます。
いますぐの顧客は購入確度が高く、まだまだの顧客は購入確度が低いと言えます。

図:「いますぐ、おなやみ、そのうち、まだまだ」という4つのパターン

いますぐの顧客はわずか“1%”しかいない

たった1%のいますぐ顧客だけを狙っていてはどんどん厳しい消耗戦になります。

どのように世の中に広めるのか、どうすれば顧客は自分の商品を購入してくれるかを考える上で大切なことは、いかにしていますぐ顧客以外の「おなやみ、そのうち、まだまだ」これらの顧客を自分のビジネスに引き込んでいくかになります。商品に興味がない、まだまだ顧客に対して自分の商品に対して興味を持ってもらう必要があるのです。

広い視点を持ち、今までアプローチできていなかった層を狙えるようなマーケティングを組み立てていくことが、売上が伸び続ける仕組みとなっていくのです。

次のコラムでは、今回のコラムを抑えたうえで
「どのようなマーケティングを組み立てていけば良いのか?」というお話をします。

自分の商品をいかにして世の中に広めるか、その具体的な考え方をお伝えしようと思います。

このコラムを書いた人

遠藤彰

IMP講師

今までインターネットマーケティングを教えてきた数は1000人以上。
パソコン知識が全く無い生徒でもインターネットから売上を上げることに成功している。

指導者としてだけではなくインターネットマーケッターとして活動。
飲食店の集客ではインターネット広告により年間1万人を来店させ売上アップに貢献。
通販ショップ、医療関係、学習塾など活動は多岐に渡る。

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